社史入門
基本ステップ 社史のデザインフォーマットの考え方
台割りがある程度決まったら、具体的にどのような誌面にするかを考えていきましょう。
社史のデザインを考える上で、誌面レイアウトにも「ルール」を作ることが重要になります。
「デザインフォーマット」という誌面見本を事前に作成し、ルールを見える形で関係者に事前に共有することで、統一感のある冊子になることはもちろんのこと、印刷間近で台割やページ数に変更が発生し、予算や関係者との調整が増えるリスクをなくすことができます。
「デザインフォーマット」を作るページで必須となるのが「通史」のパート。
例えば、100年史の「通史」の「デザインフォーマット」を制作する際、
まずは以下を決定しましょう。
- 入れたい要素は何か
-
主な要素例:
- 本文
- 写真
- 年表
- トピックス
年表に関しては、当時の業界の動きや世の中の主な出来事も並列で掲載することもできます。また、トピックスに関しては、記事サイズの大きさや、有り無しのルールを決めておくことがポイントです。
このように実際に、「どんな要素を入れたいか」ということを考えて事前にデザインフォーマットを作ることで、関係者全員で共通した誌面イメージがもて、原稿作成、制作後半の進行が効率的になります。