SEARCH FOR PURPOSE
目的・悩み別
読みやすく、 活用できる社史にしたい
社内の誰もが手に取りやすく、折に触れて目を通し活用できる社史にしたい
このような課題を感じていませんか?
- 棚に並べられるだけではなく、興味を持って読まれる社史を作りたい
- 歴史的事実をまとめるだけでなく、何かに活用できる社史にしたい
- 前回のような固い印象の社史ではなく、もっととっつきやすいものをつくりたい
活用できる社史とは?
「そもそも社史に活用方法なんてあるの?」とお考えの方も多いことと思いますので、社史の活用例をご紹介します。
創業者の多くは何かしらの社会課題の解決を業として事業を成立させ発展させた方々です。
それらの業が現在の経営理念、行動規範に結びついているケースが多くあります。
社史は「過去の事実をまとめるだけ」ではなく、創業者のストーリーをわかりやすく紹介することで、自社の経営理念や行動規範をより深く理解するきっかけを作ることができます。
読みやすく活用できる社史のポイント
- どのような媒体が向いているか
-
「誰」にとって手に取りやすい社史にするのかや使用シーンに応じて適した媒体は異なりますので、まずは、ターゲットと使用シーンを検討しましょう。
下記に一例をご紹介します。 - コンテンツ作りのポイント
-
・社史を読むことへの心理的障壁を取り除く
重要なのは、とっつきやすく、誰もが閲覧しやすい工夫をすることです。ある特定のテーマに沿って編集するなど読み手に分かりやすい編集が求められます。また、文章も読みやすくし、ビジュアルを工夫することで見やすい社史作りを心がけましょう。 - 社員を巻き込むことで「社史」を盛り上げる
-
当時のことをOBやベテラン社員にヒアリングしたり、若手社員に現在の自社に対する意識などのアンケートを取り、過去と現在を比べる企画をするなど、社員を社史作りに巻き込むことで、社史に対しての社内の意識を高めていくことも重要です。周年イベントでの社史発行に向けて、社史制作と並行して社内報で特別号を企画することも効果的です。
他社はどんな工夫をしているの?
他社で実際に実践されていた工夫の一部を紹介します。
- 社員のニーズをアンケートで調査した
社員の利用度と利用情報のニーズに関するアンケートを2回とり、社員のニーズにあった社史に。年表の工夫や部門編を作成することも作った。
- 現場で使いやすい形状にこだわった
製本見本を作成し、関係部署に配布。現場で使いやすい形状にこだわった。
- 写真メインのレイアウトで若手や工場の従業員にも読まれる社史に
若手社員や工場の従業員でも読みやすいよう、「見られる社史」を意識。
写真をメインにレイアウトし、読み込まなくても目で見てわかる社史作りを行った。 - お客様に自社の品質管理の徹底ぶりを紹介
普段外部の目に触れない商品が出来るまでの過程を紹介することで、自社のこだわりや品質管理に対する徹底ぶりを伝えた。
社史作成時の注意点
- 誰を対象に、どのようなシーンで配布するのか、実際に使用する現場の意見を吸い上げながら仕様を含めて企画や内容を決定していきましょう。
- 稟議の際に、コンセプトと形状を明示して社内コンセンサスをとろう
- 全社員にコンセプトを開示して巻き込もう。制作の中間地点や印刷前の最終確認地点で、試作品をつくり、メンバーで「使用感検証」をしよう
- 事務局の押しつけにならないように、各部門横串のPJチームをつくって公平な議論を行い、形状や方向性は意思決定していこう