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目的・悩み別

社外の人に読んでほしい

社員だけでなく、その家族や取引先にも自社への理解を深めていただきたい

このような課題を感じていませんか?

  • 社員だけでなく、その家族にも自社のことをより深く知ってもらいたい
  • 取引先や関連会社を対象に自社への親密感を高め一体感を醸成したい
  • 企業の魅力や商品の信頼性をうまく伝えられない

社外の人にも読んでもらえる社史とは?

最近では、社史をステークホルダーに公開して、会社のことをより深く知ってもらおうと考える企業も増えてきています。社史を通じて会社の歴史や考え方、そして将来目指す姿を知っていただくことで、会社への信頼感を高めたり、社員とそのご家族、取引先や関連会社を対象に自社への親密感を高めて、一体感を醸成していくきっかけを作ることもできます。

読みやすく活用できる社史のポイント

どのような媒体が向いているか
  • 「漫画・絵本型」「雑誌型」などのビジュアル社史

    老若男女、幅広い世代に受け入れられやすく、文章では分かりづらい内容も一目で理解できるように紹介できるため、専門知識などがなくても読みやすいのが特長です。

  • 「Web型」などのデジタル社史

    多彩な表現が可能な上、情報の更新や追加も容易。世界中に情報発信可能なことから、ブランド広報戦略に有効との認識も高まってきています。

  • 読ませずに見せる「動画型」社史

    「読む」という根気のいる行為に依拠せず、視覚と聴覚に直接訴えるため、メッセージ性が強いタイプの社史。近年増加傾向にあります。

  • 組み合わせ自由「分冊型」社史

    テーマ別・拠点別・事業別など様々な仕分けで社史を制作でき、配布先に応じて組み合わせを変更するなどの工夫がしやすい。

コンテンツ作りのポイント

・業界用語は極力使わないようにする
重要なのは、企業や業界特有の言語を極力使わずに、誰もが分かりやすいコンテンツ制作を心がけること。使用する場合も必ず注釈を付けるなどの配慮が必要。文章も読みやすく少なめにし、ビジュアルを工夫することで見やすい社史作りをしましょう。

・社外に出るものなので事実確認を慎重に
社外に出るタイプの社史は、事実確認をより慎重に行うことが必要です。例えば、「2020年のオリンピック開催に向けて」などという記述はスポンサーでない限り、許可なく使用することができないので要確認。校閲のための時間をしっかりと取り、事実確認も複数の方に行っていただき「自社の主観」が入らないよう注意しましょう。

他社はどんな工夫をしているの?

他社で実際に実践されていた工夫の一部を紹介します。

  • 興味を持ちやすいテーマごとの年表を作成

    自社の歴史を分かりやすく伝えるために、時系列に沿った紹介だけでなく、テーマごとの年表を作成し、テーマに沿った過去の出来事を紹介。

  • 客観的評価として第三者の声を紹介

    自画自賛社史のように見えないよう顧客や関連会社にアンケートを取り、第三者の声として使用。自社への信頼感を高めるための客観的評価として活用。

  • 普段目に触れない品質管理へのこだわりを紹介

    普段外部の目に触れない商品が出来るまでの過程を紹介することで、自社のこだわりや品質管理に対する徹底ぶりを伝える。

  • 写真メインのレイアウトで誰にでも楽しめる社史に

    社員の子供を含めた家族も楽しみやすいよう、写真をメインにレイアウトし、読み込まなくても目で見て楽しい社史作りを行った。

  • 自社と自社製品を紹介する中で、会社の存在意義や価値を知ってもらう

    「なぜ自社が今日まで成長できたのか」「なぜ自社が社会の役に立ちうるのか」という点を明確に示し、社員や周りの人々に理解してもらうことで、社内外のファン作りにつなげた。

社史作成時の注意点

  • 誰を対象に、どのようなシーンで配布するのか、実際に使用する現場の意見を吸い上げながら仕様を含めて企画や内容を決定していきましょう。
  • 稟議の際に、コンセプトと形状を明示して社内コンセンサスをとろう
  • 制作の中間地点や印刷前の最終確認地点で、試作品をつくり、メンバーで「使用感検証」をしよう
  • 事務局の押しつけにならないように、各部門横串のPJチームをつくって公平な議論を行い、形状や方向性は意思決定していこう

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