社史・周年知恵袋

「どんな仕事をしているの?」
「どんな会社なの?」
そんな問いに、社員自身が迷いなく答えられること。
そして、その言葉を聞いた家族が「いい会社だね」と素直に思えること。
それは、企業が持続的に発展していくための、実は非常に重要な基盤です。

周年事業は、企業の歩みを祝うだけでなく、社員の誇りと家族の共感を育てる“内なるブランディング”の場でもあります。
なかでも、“社員の働く姿”が自然に浮かぶような記念コンテンツの設計は、企業文化を深く根づかせる有効な手段です。

働く姿が見えるとはどういうことか?

“働く姿”とは、単にオフィスや現場での作業風景を写したものではありません。
社員一人ひとりが、どんな思いで日々の仕事に向き合っているのか、なぜこの会社を選び、続けているのかといった、内面の物語が伝わる状態を指します。

  • 「このミスは、製品の安全に直結するから絶対に見逃せない」
  • 「お客様が“ありがとう”と言ってくれる瞬間が、一番うれしい」
  • 「このチームなら、どんな課題も乗り越えられると信じている」

こうした言葉を、写真やインタビュー、ドキュメンタリー動画などで可視化することで、社員の“働く姿”は初めて伝わるのです。

なぜ“家庭”に語れることが大切なのか

企業文化の本質的な定着には、「家庭」という視点が欠かせません。

社員は、日々の仕事の中で受けた感動や苦労を、無意識のうちに家族へ伝えています。
その言葉に説得力と誇りが宿っていれば、家族は自然と企業に好意を持ち、社員を応援する存在になります。
反対に、企業の理念や姿勢が社内だけで完結していると、社員自身も自分の会社を語れず、やがてモチベーションにも影響が出ます。

「自分が誇れる仕事をしている」「それを家族に語れる」という状態こそが、社員の定着や企業の評判を支える隠れた力なのです。

家庭に届く周年記念コンテンツの設計ポイント

では、社員と家族の“橋渡し”となる周年記念コンテンツとはどのようなものでしょうか。
以下に代表的な設計手法を紹介します。

1. “家族も読める”記念誌

専門用語を極力避け、ビジュアルを多く取り入れた記念誌は、家族にも手に取りやすいメディアです。
たとえば

  • 社員インタビューに家族への感謝のメッセージを添える
  • 子どもにも伝わる「仕事の絵本」的構成にする
  • 家庭に配布できるミニ冊子・新聞型の編集

こうした工夫により、家庭内で会話が生まれるきっかけとなります。

2. “働く姿”を映す動画コンテンツ

映像は、文字や写真では伝えきれない臨場感や感情を届けます。
現場のリアルな風景、社員の表情、作業の手つき──
これらを記録した動画は、「どんな会社なの?」という問いに、一瞬で答えてくれるツールです。

社内上映会やWeb上での家族共有、採用広報との連動にも活用できます。

3. ファミリーデーとの連動企画

周年をきっかけに家族向けイベント(ファミリーデー)を開催し、その様子を記念誌やWebで再編集する手法も有効です。

  • 社員の仕事を子どもが体験する「ミニ職場見学」
  • 家族に向けた“ありがとうメッセージ”展示
  • 記念誌に家族からの手紙を掲載するコーナー

こうした双方向の関係性を築く仕掛けが、企業への信頼と絆を育みます。

記念コンテンツは“終わる”のではなく“使われる”ものへ

記念誌や動画、Webサイトは、周年だけの一過性コンテンツにとどめるのではなく、以下のように“使われ続ける資産”として設計するとより効果的です。

  • 新入社員研修の導入教材として
  • 管理職研修で理念共有ツールとして
  • 採用活動での“企業の顔”として
  • 海外拠点への文化伝達ツールとして

社員と家族を巻き込み、“誇れる仕事”を語れる状態をつくる記念コンテンツは、企業文化そのものを未来に引き継ぐ装置になります。

制作支援について

日本ビジネスアート株式会社では、周年記念コンテンツの企画・制作において、
「誇れる仕事」を“言語化・可視化”する編集設計と、
家族・社員・未来の仲間へ届く“文化資産化”のご支援を行っています。

  • 記念誌・ファミリーブックの編集企画
  • 働く姿を映すドキュメンタリー動画
  • ファミリーデーやイベントとの連動設計
  • 社内報・採用・教育コンテンツへの展開支援

“働く姿”が家庭に伝わるとき、企業文化は根づく。
周年の記録は、未来の“信頼”と“誇り”を育てる第一歩です。
次の10年を支える記念コンテンツ、今こそ構想してみませんか。

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