社史・周年知恵袋

社史制作を成功させるには、制作段階から全社を巻き込むことが非常に重要です。制作メンバーだけでなく、社員全体が自社の周年事業や社史制作を認知し、関与することで、発行後の効果も大きく変わります。今回は、社史制作の盛り上げ施策を4つご紹介します。

社内での認知度をあげる仕掛けも社史制作では重要

「うちって社史を制作していたの?」

「うち、周年を迎えていたのか」

という声が社史発行後に社員から聞かれることがあります。こうしたケースは、制作メンバー以外に社史制作や周年事業が十分に周知されていないことが原因です。

周年事業を社内に認知させることは、社員に自社への誇りや仕事への自負心を生む機会になります。
また、情報収集がスムーズに進むことで、充実した内容の社史を制作することが可能になります。さらに、社員自身が関与することで「自分が関わった社史」として興味を持ち、発行後にも読まれやすい社史が完成します。

社史発刊までの盛り上げ施策

具体的な社史発刊までの盛り上げ施策例をご紹介します。

  • カウントダウンカレンダーの設置

    イントラネットやサイネージなど社員がよく目にする広報媒体にカウントダウンカレンダーを設置し、社史発刊までの期待感を高めましょう。同時に、社内掲示板やポスターも活用して、社員の目に触れる機会を増やすことも効果的です。

  • 社史づくりの進捗情報を発信

    社史メンバーの活動を随時社内報で発信します。メンバーの紹介だけでなく、現在の進捗状況や制作の裏側を伝えると、社員の関心を引きやすくなります。

  • 社員からの寄稿募集

    社員寄稿コーナーを設けることで、社員を巻き込むことができます。「周年を迎える自社に対するメッセージ」をテーマにしたアンケートや、仕事にまつわるエピソードを募集する企画などが効果的です。

  • 寄稿でコンテストを開催

    寄稿作品を対象にコンテストを開催すると、社員の関与と盛り上げの両方を促進できます。優秀作品を社史や社内報に掲載することで、さらに関心を引きつけることができます。

まとめ

カウントダウンカレンダーや社員参加型企画を通じて、発刊前に社史への認知度を高めておくことが重要です。これにより、発行時の社員の無関心を防ぎ、周年事業や社史制作の効果を最大化することができます。また、制作過程でも社員の協力を得やすく、スムーズに進行することが可能です。

ページTOPへ