社史・周年知恵袋

社史制作を担当することのメリットとは?

「他の業務もあるのに、きちんと制作できるだろうか…」
「どこから手をつければいいのか責任重大だ…」
社史制作担当者の多くが、任命された直後にこうしたプレッシャーや不安を感じるものです。しかし、先輩担当者たちの声を聞くと、その経験がキャリアや人脈、自己成長に大きな影響を与えたことがわかります。 長期プロジェクトであり地道な作業も求められますが、最終的に「やってよかった」と感じている担当者は多いようです。

先輩に聞いた!社史制作担当者をしてよかったこと 6選

人脈が広がる

社史制作では、社内外のさまざまな人との連携が求められます。例えば、会社を支えてきた大先輩方への取材や、創業家の方々、外部識者とのインタビュー、他部署との対談や寄稿企画などです。 こうした経験を通じて、仕事を超えたネットワークが築かれ、人脈が広がるのは社史担当者にとって大きな財産となります。

社史が活用されている姿を見て達成感を得る

完成した社史が、社内研修や対外的な場面で活用されているのを見ることは、担当者にとって大きな喜びです。例えば、新入社員研修の教材として使用されたり、報道機関や顧客向けの資料として活用されたりすることで、「作った甲斐があった」と実感する担当者は少なくありません。詳しくは「カルビー初めての社史作成」をお読みください。

会社への愛着が深まる

社史制作の過程では、これまで知らなかった自社の歴史や文化、先輩方の貢献に触れる機会が増えます。その結果、会社への愛着やリスペクトが自然と高まる担当者、特に若手の社員が多いようです。長い歴史の中で積み重ねられてきた努力や価値観を深く理解することで、自身の仕事へのモチベーションも向上するでしょう。

OBや関係者からの感謝を受ける

ある企業では、社史の発行後にOBの方から直筆のお礼状をいただいたという事例もあります。これまで接点が少なかった関係者から感謝を受けることは、担当者にとって非常に励みになる出来事です。詳しくは「日本クロージャーの75周年史制作」をお読みください。

会社のデータベースを構築できる

膨大な歴史的資料に触れ、それらを整理することで会社のデータベースを構築するきっかけにもなります。資料の保存やデジタル化を進めることで、今後の企業活動に役立つ貴重な財産を作り上げることができます。こうした取り組みは、長期的に見ても会社にとって大きなメリットでしょう。

キャリアアップにつながる

社史制作は、多くの人と関わりながら進める責任重大なプロジェクトです。そのため、優秀な社員が任されることが多く、実際に昇進した担当者も少なくありません。幹部候補となる社員に会社の歴史を学ばせるために社史制作を任せるケースもあり、経営に関する仕事を任されるようになることもあります。

まとめ

社史制作は、地道な作業と長期間のプロジェクト管理が求められますが、最終的には「つくってよかった」と感じる担当者が多いようです。社員だけでなく、多くのステークホルダーにとっても意義深い財産を作り上げることが、社史制作のやりがいといえるでしょう。 当社では、社史制作を全面的にサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。

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