社史入門

取材対象者にアポイントを取る時には、取材の日時だけでなく目的や質問内容、撮影の有無も伝えると取材がスムーズに進みます。
伝える内容は分かりやすくかつ丁寧に書きましょう。

アポイントの取り方

まずは電話などで取材のアポイントを取りましょう。その際、企画内容と狙い、記事の体裁、聞く内容をわかりやすく伝えるようにしてください。

アポイントが取れれば、取材の日時、場所、取材形式(1対1、座談会、対談など)のほか、取材の目的、取材のテーマ、質問内容、撮影の有無を書面などで改めて伝えます。また、取材対象者者が社内の方であれば、その上長にも取材内容を伝えておくとよいでしょう。その後の取材がスムーズに進められます。

取材の依頼は2週間前には終えておき、1週間前に、再度、日時の確認等をメールで行うとより親切でしょう。

取材の日時、場所、取材形式(1対1、座談会、対談など)のほか、取材の目的、取材のテーマ、質問内容、撮影の有無をまとめた取材依頼シートを作成し、渡します。謝礼金も用意し、依頼する際に金額の交渉をしておきます。

社内、社外にかかわらず、取材の依頼は少なくとも1週間前には終えておくようにしておきましょう。

取材依頼書の内容

取材依頼書に書く内容は下記の通りです。

  • ①取材の日時
  • ②場所
  • ③取材形式(1対1、座談会、対談など)
  • ④取材の目的
  • ⑤取材のテーマ
  • ⑥質問内容
  • ⑦撮影の有無
  • ⑥の質問内容は、取材対象者によって書き方を変えてみましょう。
  • 対象者が取材慣れした有識者など外部の方の場合、細かな質問事項を書くとかえって話が進みにくく、取材者にとっても場を仕切りにくくなってしいます。
  • ポイントを抑えた大まかな質問を書くにとどめておきましょう。
  • ⑦撮影の有無は、記載を忘れがちな項目です。
    取材においては、掲載の予定がなくとも、記録のため写真撮影をするのが基本となります。写真撮影を行うのか否か、明記しておくことで現場でのトラブルを防ぐことができます。

また撮影がある場合は、ネクタイを着用するかどうかといった、服装の規定も盛り込んでおくと良いでしょう。また、社史は会社の正式な記録となりますので、社員の方には、社章などのバッチを忘れぬよう伝えておくべきです。

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